2015年11月19日

ルモンド

フランスの高級紙「ルモンド」から。

このインドのケララ州にあるコタマンガラム市への旅行記では、少しだけインド風水ヴァーストゥについて触れられています。



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2015年11月16日

ユネスコ

インド風水ヴァーストゥの原則に基づいた寺院がユネスコの「アジア太平洋文化遺産保全賞」を受賞しました。

この寺院は、インドのケララ州にあるヴァダックムナタン寺院です。

http://www.unescobkk.org/news/article/2015-unesco-asia-pacific-heritage-awards-winners-announced/

http://www.unescobkk.org/fileadmin/user_upload/culture/About_the_Awards_-_Japanese_01.pdf
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2012年05月27日

歴史上悪名高い独裁者 (3)

 その独裁者は「言葉は短く、断定と繰り返しが必要」だとも言ったそうです。もちろんこうした技術はその独裁者の発明ではないかもしれませんが。

 もっとも、この技術は現在の民主主義国家でも現在です。「悪の帝国」と言った俳優出身の政治指導者、「悪の枢軸」と言った同じ国の政治指導者、わが国でも最近の首長にはその傾向が強い方も多く、枚挙にいとまがありません。

 さて、かの独裁者は「時間」にも気を配ったそうです。午前中の集会では、誰も熱狂せず、「会場の気分は氷のように冷ややか」だったそうです。そこから人々をまどわすには、朝よりも昼、昼よりも夜が効果的だと彼は悟りました。人々の冷静さほど扇動家にとって嫌なものはないのです。

 これらの技術の活用先は政治の世界だけではありません。むしろ、政治以外の世界で広く活用されています。例えばプロ野球。高度成長期から、あるメディアグループは販売促進のために金に糸目をつけずに選手を集め球団を強くしました。まずメディアで自分が支配する球団の動きを洪水のように流す。強いそのチームに大衆は熱狂し、そのメディアの新聞やテレビを購読したり、視聴したりし、広告が集まります。そして興行はきまって夜です。

 インド風水ヴァーストゥが朝を大切にする理由がお分かりになったでしょうか。

 ちなみにその独裁者は「アドルフ・ヒトラー」といいます。



 日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。コンサルテーションも始めました。内容にご満足いただけなければお支払いの必要はありません。info@vaastu.jpまでご連絡ください。
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2012年05月20日

歴史上悪名高い独裁者 (2)

 その独裁者は次のようにも言っています。

 「民衆はどんな時代でも、敵に対する容赦のない攻撃を加えることの中に自分の正義の証明を見出す。肝要なのは、敵をひとつに絞り、それに向けて憎悪をかきたてることだ」

 我が国の歴史を振り返ると、第二次大戦中の「鬼畜米英」、終戦直後の「戦犯」「軍国主義者」、1960年の「安保反対」。最近では、「郵政民営化」「政権交代」「脱原発」「東電」「消えた年金」「北朝鮮」「尖閣諸島」「リーマンショック」「次の巨大地震」「小沢一郎」「米海兵隊の抑止力」「沖縄の痛みを分かち合う」。皆、悪玉・善玉探しに大忙しでした。

 例えば、7年前にあんなに大騒ぎした「郵政民営化」について、先月「改正郵政民営化法」が成立したことの報道量は激減しています。沖縄についても「在日米軍再編見直しの中間報告」を報じるメディアの関心は以前と比較にもなりません。「海兵隊のローテーションは軍事的に無理」といっていた口角泡を飛ばしていた「識者」はどこへ行ったのでしょう。

 皆さんのご関心はいかがですか。



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2012年05月04日

歴史上悪名高い独裁者 (1)

 ある歴史上悪名高い独裁者が次のように語っています。

 大衆の理解力は小さいが、忘却力は大きい。彼らは熟慮よりも感情で考え方や行動を決める。その感情も単純であり、彼らが望むのは「肯定か否定か、愛か憎か、正か不正か、真か偽か」のわかりやすさだ。

 誰にでも思いあたる節があるのではないでしょうか。私もそのひとりです。

 そうした人間の考え方や行動を利用して利潤を上げるワイドショー、スポーツ新聞、週刊誌といったメディアに全く縁がない人でも、インターネットを通してそうしたメディアの影響を受けている人は非常に多いと思います。

 例えば、「二股騒動」。

 私も、ばかばかしい、と思いつつクリックして、自分の経験にあてはめたり、「塩谷瞬」「冨永愛」「園山真希絵」「泉谷しげる」を調べてみたりもしました。その独裁者が生きていたらにんまりしていることでしょう。

 皆さんはいかがですか。



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2011年02月20日

適用範囲とは

 あるインド人が次のようなことを言っています。「インドは南方に海が広がり北方にはヒマラヤ山脈がある。これはヴァーストゥの原則から見ると、災難と貧困が運命づけられている。一方、米国は東方に海があるなど非常に裕福となる運命にある。日本は同様に東方に海があり裕福になりうるが、南方にも海があるため、地震や原子爆弾が落とされるなど災難も多く発生する」

 私はそうは思いません。ヴァーストゥはそんな大きな国や大陸レベルの地形を想定していないはずです。第一、地震や原爆なんて我々にどうしろというのでしょう。次は日本沈没でしょうか(地球史レベルでは間違いなくそういうことはあるのでしょうが、その頃には日本という国どころか人類も存在しているか疑問です)。インドは永遠に災難と貧困で、米国は裕福なままでしょうか。そもそも米国には貧困層がないのでしょうか。

 ヴァーストゥの成立から見て、ヴァーストゥが想定しているのは地形でいうとせいぜい大きくても日常生活に関係する都市レベルです。それですら例外だらけですし、第一、ヴァーストゥの効果は、期待はするとしてもあてにはせず、楽しむものなのです。常識で考えましょう。



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2010年12月19日

芥川龍之介とエンジンとインド風水

 芥川龍之介に「アグニの神」という作品があります。私も学生時代に読んだ記憶があります。

 その「アグニ(AGNI)」とはヒンドゥー教の重要な神のひとつです。昼夜、季節、エネルギー、熱意、情熱、活力の源である光と熱をもたらす生命の維持に必要な要素と考えられて、方位は南東とされています。また、インド風水ヴァーストゥの基本原則である「五大」の火を象徴する神でもあり、方位も同じです。

 皆さんご存知のように、「アグニ(AGNI)」はのちに仏教にとりいれられ「火天」という火の神となるなど、実は我々日本人にも知られた存在です(方位も同じです)。

 それだけではありません。皆さんは「イグニッション(ignition)」という言葉を聞いたり使ったりしたことがあると思います。車やバイクなどで使われる内燃機関(エンジン)で用いられる点火装置のことですね。ignitionの原形はignite、すなわち「点火する」です。AGNIとigniteは似ていると思いませんか。そうです。実は、英語のigniteの起源は中東・南アジアにあったのです。

 火天は、東京、京都、奈良の国立博物館でご覧になれます。是非、ご訪問されてはいかがでしょうか。

 芥川龍之介とエンジンとインド風水の意外に身近なお話でした。




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2010年12月07日

VaastuとVastuのどちらが正しいか

 答えはどちらも正解です。

 「ヴァーストゥ」という単語はインドなどで用いられていたサンスクリットですが、それを英語にするときにVaastuあるいはVastuとしたというそれだけのことです。

 つまり、弦楽器のViolinを日本語にするときにヴァイオリンまたはバイオリンといったことと同程度のことです。



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2010年01月22日

インド風水ヴァーストゥへの姿勢

 長期間、ブログの更新をサボって申し訳ありませんでした。なるべく一週間に一回は更新したいと思っています。


 地球温暖化の議論に科学的な観点から大きな影響を与えているIPCCは、2007年に公表した4次報告書の記述のうち、ヒマラヤの氷河が2035年ごろまでに消失するという予測が誤りだったと発表したそうです。環境NGOや世界自然保護基金(WWF)のデータを誤引用したとのことです。

 報道だけでは悪意があったのかなかったのかよくわかりませんが、自分の主張に都合のよいデータだけを寄せ集めてみたり、1の真実に9の想像を加えてみたり。あるいはごくわずかなサンプルで結論を安易に出してみたりすることは身の回りに多く存在するのではないでしょうか。権威のあるはずのIPCCでもこのようなことがあるのです。私自身、そうしないことを心がけていても、やはりそうしてしまうことが今でもあります。

 インド風水などというと、普通の方はわけがわからない怪しいおまじないくらいにしか思わないでしょう。本当は血液型性格診断などはるかに根拠がなく怪しいものが日本では驚くほど広く信じられているわけなのですが。

 私はインド風水をそのような怪しいものとは一線を画したいと思っています。そのためには、まじめに地道に根拠があるものないものを誠実に示しながらインド風水を広めて生きたいと思います。




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2009年11月08日

出典

 当たり前ですが、私はインド風水ヴァーストゥで世の中の事象のすべてを説明したり、解決できるとは思っていません(そんな尊大ではありません)。他方、現代科学で世の中の事象のすべてを説明したり、解決できるわけでもありません(少なくとも現時点では)。

 ですが、私自身のインド風水ヴァーストゥに関する解釈には極力出典を示すようにしています。そして、文脈を無視したり、都合のよい部分のみを引用・言い換えないよう特に注意をはらっています(絶対とは言い切れませんが)。

 その理由は、不健全な部分があれば、インド風水ヴァーストゥの説得力が大幅に低下してしまうからです(そもそも現代科学でインド風水を証明できる部分は限定的とはいうものの)。

 日本ではじまったばかりのこの分野のパイオニアとして、間違った方向に行かないようまず自分自身を律していきたいと思っています。



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2009年11月03日

免罪符

 皆さんは世界史の授業で「免罪符」を習ったことは覚えていますね。中世にカソリック教会が乱発した罪の償いを軽減する証書のことです。ルターが批判し、宗教改革の発端となったことは有名ですね。

 日本でもこれに近いことはたくさんあります。例えば全く根拠がないのに「○○を持っていると○○になる」などです。先にも書きましたが「気持ちの問題」ですから、何も私はすべてを否定するつもりはありません。

 ただ、物事には限度というものがあります。中世の「免罪符」も小規模におこなっているうちはよかったのかも知れません。しかし、カソリックはやりすぎました。明らかに一線を越えてしまったのです。

 「免罪符」の教訓は自分への戒めとしたいと思います。



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2009年09月21日

地球温暖化(7)

 ところで地球温暖化の危機を訴え、ノーベル賞を受賞したゴア元副大統領は、「市民に資源の節約を訴える一方で約900平方メートルもある自宅では電気やガスを浪費している」と批判されています。ゴア氏の広報官は「太陽エネルギーの活用などで資源節約にも務めている」と述べているようですが、「偽善者」の誹りはまぬがれないでしょう。

 ゴア氏の偽善者ぶりを象徴する出来事が京都議定書が採択された1997年のCOP3です。副大統領としてイニシアティブをとり、議定書に署名したゴア氏は日本でも評価が高いようです。しかし、当時の政治状況から考えて、たとえ2000年の大統領選挙でブッシュ氏に勝ったとしても米国は議定書を批准できないことを知りつつ人気取りのために署名したのです。米国の制度では、国際条約を批准するためには上院の3分の2の賛成が必要だからです。

 もう一人の偽善者がカリフォルニア州知事のシュワ知事ことシュワルツネッガー知事です。環境派のイメージがあるが実は燃費の悪い大型SUVやハーレダビッドソンを愛車にし、さらにはほぼ毎日自家用ジェット機で通勤している環境保護とは対極にある生活をしています。自家用ジェット機での通勤について知事は「まだ十代の子供のそばにいる必要がある」と弁明しているようですが、彼も「偽善者」の一人ではないでしょうか。

 われわれ庶民は、温暖化問題にどのような考え方を持とうとも世論の雰囲気に飲み込まれ思考をストップし、さらには為政者の思惑に乗せられてしまうようなことには注意すべきです。


 この続きは次回にて。日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。

(参考文献)
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2009年09月09日

地球温暖化(6)

 今から大気中の二酸化炭素の濃度を産業革命前の状態にすることは非常に難しい、といわれています。化石燃料から二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギー中心のシステムに社会を変えるには数多くの技術的なハードルを越えなければならないからです。さりとて少し大げさかもしれませんが、例えば、我々の生活水準を今から200年前に戻すことは不可能です。やはり無理をしない、自然と調和することが肝要です。

 もっとも二酸化炭素を排出する化石燃料はいずれ枯渇します。代表的な石油の可採年数は2007年時点で41年です。ですから技術の向上で可採埋蔵量がなかなか減らないとしても、好むと好まざるとにかかわらずいずれ人類は再生可能エネルギーに移行しなければいけません。原子力発電も有力です(ですが放射性廃棄物の問題を解決しなければいけません)。

 ですから温暖化の議論が意味あるとすれば、エネルギー問題、もっというと「人類のあり方」ということかもしれません。


 この続きは次回にて。日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。

(参考文献)
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2009年08月19日

地球温暖化(5)

 「温暖化によって生物多様性が影響をうける」という指摘もあります。私もそのとおりだと思います。ただし気候変動同様に人類の存在があってもなくても生物多様性は常に変化してきたことも忘れてはいけません。つまり、生物多様性の変化はある程度仕方がないことなのです。ここでも現代を基準とすることへの疑問があるのです。

 したがって私はわれわれの第一の政策目標は現在の気候や生物多様性を完全に維持することではないと考えています。むしろ、気候変動に対する人類の適応や無秩序な開発の中止を政策目標とすべきではないでしょうか。

 さて、ここまで書いてきてインド風水ヴァーストゥとどのような関係があるのかという方がいるかもしれません。実は大いに関係があると考えています。「気候変動に対する人類の適応や無秩序な開発の中止」を言い換えると「自然との調和」と言えます。この「自然」とは山や川などということよりも、物事本来の性質という意味であり、「調和」とは無理にそれに逆らわないという意味です。

 インド風水ヴァーストゥの考え方は、人為的に崩された自然のバランスを元に戻すことです。強引なロジックとおっしゃる方もいるかもしれませんが両者は深いところで通じていると思うのです。


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2009年08月16日

地球温暖化(4)

 気候は地球の誕生以来常に変動し、人類も大きな影響を受けてきました。例えば、氷河期の一時期、現在のタイ湾から南シナ海へかけての大陸棚には「スンダランド」と呼ばれる広大な陸地があり、人類が定住していたと考えられていますが、氷河期が終わり温暖化によって海面が上昇すると陸地は海に沈み、ヒトだけでなく、多くの動植物も壊滅的な被害を受けました。ただし人類はこの危機を克服し、彼らの末裔はアジア大陸全体に広がっていきました。このような気候変動に伴う移動と定住は人類の歴史で世界各地に見られます。

 有史以降も大きな気候変動を人類は経験しています。例えば3世紀以前は比較的湿潤だったものの乾燥化によって急速に衰退し現在はほとんど人が住まなくなってしまった中国新疆ウイグル自治区の都市国家「楼蘭」が存在した地域などがあります。有史レベルでこうなのですから地球史レベルでの気候変動は言わずもがなです。

 ですので現在の地球温暖化が人為的なものであるにせよ、気候がこれだけ変動しているのに現在の気候を基準とし、その維持を目的に国家間で議論することにどれだけの意味があるのでしょうか。気候変動に伴うヒトや動植物の移動は当たり前のことなのです。つまり、1990年を基準とする政策目標への疑問なのです。むしろ「気候は変動するものだ」ということを基準とし、政策を立案するほうがより現実的ではないでしょうか。



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2009年07月20日

地球温暖化(3)

 地球温暖化を経済面から取り上げ有名になった「スターン報告」によれば、「気候変動を無視すれば、経済発展が著しく阻害されるリスクがある。このリスクは、二度の世界大戦や20世紀の世界恐慌に匹敵する。 今世紀半ばには、嵐や洪水、旱魃、熱波などの極端な気象現象によるものだけで被害額がGDPの0.5 - 1%に達し、温暖化が続けばなおも増加する。強力な緩和政策により、前記の被害の多くが回避可能である。気候変動に対する早期かつ強力な対策の利益は、そのコストを凌駕する」のだそうです。また、この報告書では、エネルギー供給システムの改善、特に再生可能エネルギーの導入も推奨しています。

 スターン報告は地球温暖化を議論する際、IPCC第4次評価報告書と並び必ずといっていいほど引用され、世界的に大きな影響を与えています。私はスターン報告を批評するほどの知見があるわけではありませんが、もしそればかりを前提して議論するならば欠けてしまう視点があるのではないかと思っています。

 現在、国連の主導の下に国家レベルで気候変動問題が話し合われています。私はこのことに違和感を覚えているのです。つまり、そもそも気候変動という46億年前まで遡れる地球史レベルの事柄と国家というせいぜい10万年の人類史でも非常に新しい気候変動への対処という事柄を同じ時間の概念で論じていることへの疑問です。言い換えると、「現在の気候(正確には1990年)を基準にそれを永遠に変えるべきではない」という考え方への疑問です。



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2009年06月20日

地球温暖化(2)

 温暖化など気候変動は必ずしも悪いことばかりではありません。例えば、寒冷であるため耕作が難しい地域では耕作が容易になることがあります。8世紀から13世紀末まで続いた中世温暖期の西ヨーロッパでは、農業技術の革新をともない穀物の収穫量が増大しています。13世紀後半から始まった寒冷化気候は、悪天候をともない、ヨーロッパにける開墾を不可能にし、穀物の収穫量を著しく低下させ、3度の大飢饉を引き起こしましたが、これによる労働力の減少が農業や工業における機械化を促し、後の産業革命の先駆けとなりました。 

 だからといって現在の地球温暖化に対して何もしなくてもよい、といっているわけではありません。現在の地球温暖化はメリットよりデメリットの方が大きい、といわれていますし、また、二酸化炭素など温室効果ガスの削減コストより地球温暖化の被害額の方が高い、といわれています。現在の地球温暖化は主に石油など化石燃料の消費による二酸化炭素濃度の上昇によって説明されていますが、限りある資源は大切にすべきでしょう。特に日本はエネルギー安全保障の観点から省エネルギーは大切です。

 ただ、より長期的に考えると人類は気候が変動するものだということを前提に活動しなければいけません。人類があとどれだけ存続するかは誰にもわかりませんが、出来る限り存続したいならなおさらそうすべきです。先にも述べたとおり、人為的な活動があろうとなかろうと気候は温暖化することもあれば寒冷化することもありますし、乾燥化することもあれば湿潤化することもあるからです。言い換えるなら、気候変動に適応するコストは人類存続のための不可避のコストと考えるべきではないでしょうか。


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2009年06月11日

地球温暖化(1)

 わたしの実家の近くには「貝塚」と呼ばれる縄文時代の遺跡がたくさんあります。「貝塚」とは人間が捨てた貝殻などが層になって積もっている遺跡です。これらの貝塚は海から数キロはなれた場所に点在しています。子供のころ、いつも不思議に思っていました。海から遠く離れているの理由は縄文時代の海水面は現在より高く、ピーク時には3〜5メートルも高く、海が現在の内陸部にまで入り込んでいたためです。いわゆる「縄文海進」と呼ばれる現象です。

 それではなぜ海水面が高かったのか?それはこの時期、地球が温暖化していたためです。気温は年平均で1〜2℃高く、当然ながら海水面が高いこの現象は世界的なものなので、おそらく、よく「地球温暖化によって国が消滅する」と話題になるツバルという国は水面下にあったと思われます。

 他にも例があります。恐竜が地球を支配していたジュラ紀にも気温が非常に高い現象があり、それだけでなく二酸化炭素の濃度も高かったといわれ、二酸化炭素が多いとよく育つため多くの樹木は現在より大型だったそうです。

 当然ジュラ紀には人類は存在せず、また縄文時代には気候に与える影響ほどの活動を人間はしていません。つまり気候は太古から人為的な活動にかかわらず変動してきたのです。このことは、我々、現代人に多くの示唆を与えています。


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