2015年06月21日

報酬165億円

ソフトバンクの孫氏の後継者であるニケシュ・アローラ副社長(47)に対し、165億円余りの報酬が支払われたことがニュースになっています。

生粋のインド人である同氏の背景にインド風水があったとしたらすごいことですね。

いずれにしても最近のインドパワーはすごいです。

http://www.asahi.com/articles/ASH6M4F9DH6MULFA017.html
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD19H99_Z10C15A6EA2000/
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160985

2015年06月15日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (15)

インド風水には、理数系に強いインド人エリートが信じて当然の合理性があります。

現代的な解釈、すなわち西洋医学的にも相関関係が明らかになってきているからです。

朝の日光は人間の概日リズムを整えるだけでなく、ダイエットにもつながります。

インド風水の過度の紫外線を予防する仕組みは、アンチエイジングに貢献するでしょう。

昼から夕方にかけての日光を防ぐことで、わざわざメラトニンなどを服用しなくても、穏やかな入眠を促すこともわかっています。

南枕は、血圧と心拍数を抑えることが、医学的研究によって明らかになっています。すなわち、快眠が得られるということです。

ハッキリとした実益があるのです。

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以上で15回にわたってお送りしてきた「ソフトバンク孫氏の後継者はインド人」のシリーズは終了です。

そこで感じたのは、インド風水はインド国内ではなく、国外で実践した方が効果がてきめんであるような気がしてなりません。皆さんはどう思われますか。

2015年06月14日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (14)

仮に皆さんがアローラ氏と会話する機会があり、「インドではインド風水ヴァーストゥというのがあるそうですね。実践しておられますか?」と聞いたとします。

「そうだ」という答えはまず返ってこないでしょう。

「ああ、そんなの迷信だ」と言われるのが関の山でしょう。

しかし、それを額面通りに受け取ることは危険です。トップになるような人こそ迷信を信じるものです。

特に、人一倍の努力に加えて、運も味方に出世してきたアローラ氏のような人物はその傾向は高いでしょう。

意外かもしれませんが、アローラ氏のように理数系が強い人もいわゆる迷信と呼ばれるものを信じる傾向があります。

研究を重ね、発見が増えれば増えるほど、疑問が次々と現れてくるからです。天文学でも物理学でも宇宙の始まりと終わりはわかっていません。いずれそれがわかるかどうかもわかりません。

ヒンドゥー教ではそれを説明しています。それをどう感じるかは人それぞれですが。

2015年06月13日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (13)

米国ではインド人が非常に多い業界があります。

それは、IT業界、金融、医者、会計士、自然科学分野の研究者などです。

はるかに排他的な日本では米国のようにはいかないでしょうが、近いうちに日本もこの流れに飲み込まれることは間違いありません。特にインド人の上司、同僚、ビジネスパートナー、ライバルが増えるでしょう。

ソフトバンクはそのさきがけとなったわけです。

2015年06月12日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (12)

孫氏がアローラ氏を後継者にした理由は、報道によれば「彼がインド人であることも重要」だったといいます。

中国のアリババグループへの投資で巨額の含み益を得て成功したソフトバンクはそれは過去のこととして投資の軸足を中国からインドへと移す模様です。

中国の市場規模は魅力ですが、「のびしろ」は少なくなってきているからです。

また、孫氏は、人材育成について、「日本人に英語を教えて海外を伸ばすのでなく、海外の一戦で活躍する人材を中枢に据えて伸ばしていく」と述べた上で、今後の事業展開について、「これまでのソフトバンクは日本が中心だったが、これからは海外がメインのグローバル企業になる」と語ったそうです。

ここでいう「海外」のうち、インドのプレゼンスは前述の通り傑出することでしょう。そういう意味でもインド風水ヴァーストゥを含むインド文化を知ることは必要ではないでしょうか。

2015年06月11日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (11)

実はインドの国家公務員の子息が通う「Kendriya Vidyalayas」の教育目標で注目すべき点がもうひとつあります。

それは「イノベーション」という言葉が使われていることです。日本の初等中等教育の学校の教育目標に「イノベーション」なんてまずないですよね。

ICT業界ではイノベーションがほぼ全てと言っていいでしょう。アローラ氏のGoogleなどでの活躍の土台がこの学校で作られたことがわかります。

2015年06月10日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (10)

インドでは首相が大衆に向けて、たとえ話にするくらい浸透しているインド風水ヴァーストゥ。

「インドな」アローラ氏が知らないはずはありません。

アローラ氏はまたインド人コミュニティーが大きい米国で、インド風水ヴァーストゥが本国だけでなく欧米でも浸透していることはもちろん、昨年、同郷のインド人サトヤ・ナデラ氏が第3代目CEOに就任したマイクロソフト社の最初の自社オフィスビルがインド風水ヴァーストゥに基づいていたことも知っているはずです。

奇しくも同じ47歳でトップに上り詰めた両氏はインドの大学卒業後に米国に留学するなど同じ経歴を辿っています。

アローラ氏の父親が空軍将校に対してナデラ氏の父親が国家公務員であることも似通っています。当然仲間意識も競争意識もあるでしょう。

インド風水ヴァーストゥを通じて、マイクロソフト、Googleとソフトバンクが繋がっている(かも)なんて面白いですね。

2015年06月09日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (9)

そういうインド的な教育を受け、家庭でも愛国的な同氏ですから、ボスの思考回路を知るために、ソフトバンクや関連会社の社員や入社予定の皆さん、同業他社や取引先の皆さんもインド文化を知る必要があるわけです。

「永遠のベンチャー」であるトップダウン型のソフトバンクならなおさらです。

孫氏の思考回路がわからなければ会社の中で厳しかったように、これからはアローラ氏の思考回路がわからなければ会社でうまく過ごすことは難しいでしょう。

同業他社の皆さんは、ソフトバンクとの競争に勝つことはできません。

取引先の皆さんは、取引の継続が左右されます。

ましてや、インドのプレゼンスが人材としても市場としてもますます高まるこの業界では、インド風水ヴァーストゥも含むインド文化を知る必要がありそうです。

2015年06月08日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (8)

極め付けはご自身の発言です。

前述のインタビューの最後にアローラ氏はこうも述べています。
http://www.itbhuglobal.org/chronicle/archives/2010/05/indian_express.php

I think I have got to a point where I love what I do, but I want to make sure that I give back, and clearly, India is there at the top of my list, right there with my family and everything else. I went to school here, I went to university here, I feel very passionately about India, what happens here and how I want to see more progress in the country. So, clearly, in whichever small way I can contribute, I will try.
私はこれまで行きたい場所、やりたいように生きてきた。しかし、必ず祖国に恩返しをしたい。祖国には家族をはじめたくさんのことがある。私は祖国で教育を受け、大学に行った。今祖国で何が進行し、そして祖国の一層の発展を見てみたいという非常に強い思いがある。したがって、どんなに小さい事でも祖国のために何かしたいのだ。

彼のインドへの思いはこれに尽きるでしょう。

2015年06月07日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (7)

家庭でも愛国的です。

海外に出て成功すると、現地の女性と結婚するものですが、最近再婚した彼の奥さんは生粋のインド人です。

家庭でインド人同士であれば、インド的なものが維持される可能性は高まりまります。

しかも、奥さんのエイヨシャ・タパーさんはインド中堅財閥オーナーのご息女でモデルでジュエリーデザイナーなのだそう。

ちなみに、ものすごい美人インド版VOGUEの常連のようですね。

閨閥でもインドにがっちり組み込まれています。

2015年06月06日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (6)

また、高校の最後の2年間だけ学んだ全寮制の空軍学校もお堅い学校です。

いわゆる士官学校の予科としての学校ではありませんが、運営委員会の委員8名のうち4名がいかつい軍人さんで、委員長は空軍中将です。少なくとも一般の学校よりは軍事的≒愛国的な色彩があるのでしょう。

卒業生には、軍人さんも多いようですが、政財官界に優秀な人材を輩出しているようです。

2015年06月05日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (5)

ちなみに「Kendriya Vidyalayas」の教育目標は、次の通りです。

1. To cater to the educational needs of children of transferable Central Government including Defence and Para-military personnel by providing a common programme of education ;
2. To pursue excellence and set the pace in the field of school education;
3. To initiate and promote experimentation and innovations in education in collaboration with other bodies like the Central Board of Secondary Education (CBSE) and the National Council of Educational Research and Training (NCERT) etc. and
4. To develop the spirit of national integration and create a sense of "Indianness" among children.
5. To Provide, establish, endow, maintain, control & manage schools, hereinafter called the 'Kendriya Vidyalaya' for the children of transaferable employees of the Government of India, floating populations & others including those living in remote & undeveloped locations of the country & to do all acts & things vecessary for the conducive to the to the promotions of such schools.
1. 軍人・軍属を含む転勤の多いインド中央政府の公務員の子息に、そのニーズである標準的な教育プログラムを提供すること
2. 優れた教育に取り組み、そのさきがけとなること
3. 中等教育中央委員会(CBSE)や教育研究訓練全国評議会(NCERT)など他の機関と共同で、教育分野へ新しい取り組み(実験校のようなもの)とイノベーションを導入し、推進すること
4. 国民統合の精神を育み、児童生徒に「インド人であること」の意識を創造すること
5. 僻地などに転勤するインド政府の公務員の子息のために展開・維持しているKendriya Vidyalayaのために可能な限りのことをすること

4.のところでインド人としての意識が強調されています。日本の学校ではこういうのはあまりありませんよね。このように彼が高校1年まで通った学校はインド国民としてのアイデンティティーを強調する色彩の強いある意味インドの模範的な学校でした。

2015年06月04日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (4)

また、教育も重要です。

アローラ氏は大学を卒業した20代前半まで模範的なインドの教育も受けたのです。

高級将校は数年おきに国内各地に転々とします。子供時代のアローラ氏もまた父について転校を繰り返したとインタビューで答えています。

彼が学んだのは軍や政府の役人の子弟のためにインド各地に設立された特別な学校「Kendriya Vidyalayas」。インドの模範となるような教育を行い小学校から制服があるような学校です。そしてやっと高校の最後の2年間だけ落ち着いて学んだのも主に空軍の子弟が通う全寮制の空軍学校(Air Force School)でした。

こうした教育を20代前半まで受けてくれば、インド人としての意識を忘れろというのは土台無理な話です。

2015年06月03日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (3)

結論から言うとかなり強いです。

アローラ氏は、立ち振る舞いは米国流でも根底では「インド」なのです。

それは彼の米国移住の年齢と受けてきた教育から垣間見ることができます。

まず、移住の年齢について。

彼は米国生まれでも幼少時に米国に移住したわけではありません。大学を卒業した20代前半までインド国内で育ちました。しかも父親は愛国的であろう軍人で、その中でもエリートの空軍将校です。

読者の皆さんはそういった環境を自身に当てはめてみればわかると思いますが、いくら20代後半以降の人生を日本国外で過ごそうとも、人のつながりはもちろん、文化や宗教まで断ち切ることはまずないでしょう。なんらかの理由で断ち切りたい、と思っても、なかなかそうはいかないものです。

彼が「かなりインドが濃い」であることは間違い無いでしょう。

2015年06月02日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (2)

答えは簡単です。

だって、ソフトバンク内外の関係者で孫氏のバックグランドを知らない人はまずいないでしょう?それと同じことです。

特にソフトバンクのような大企業文化を恥とみなす会社では、トップが全てと言っていいでしょう。つまり、社員、関係者や同業他社の人生や社運がアローラ氏の手に握られるのです。

そこでまず同社の社員は同氏と「性が合う」ことが必要です。特にインド人は一般に他国の文化に比べ、個人の信頼性をより重視する傾向があります。

では、アローラ氏のインドの文化的なバックグランドはどれくらい強いのでしょう。

2015年06月01日

ソフトバンク孫氏の後継者はインド人 (1)

言わずと知れたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。

Brad-Pitt-Angelina-Jolie.jpg













この二人とソフトバンクの孫氏、そして、インド風水ヴァーストゥにはちょっとした関係があるかもしれません。

孫氏の後継者にインド人のアローラ氏がなることがほぼ決まりましたが、そのアローラ氏の結婚式にこの二人と孫氏も出席していたからです。

というわけで、今日から15回にわたって「ソフトバンク孫氏の後継者はインド人」を連載したいと思います。

その前にこのアローラ氏を後継に指名したというニュースをおさらいします。

これはソフトバンクの孫正義社長が5月11日の決算会見で、インド人で米Googleで上級副社長兼CBO(最高事業責任者)を務め、昨年9月に同社の副会長に転じたニケシュ・アローラ氏を、代表取締役副社長に昇格させ、実質的な後継者に指名したもの。「アローラ氏を後継者として捉えていいのか」との記者から質問に、孫代表は「答えはYes」と断言したそうです。

また、関連会社のYahooもおそらくその権限移譲の一環として、5月21日、取締役会長にアローラ氏を迎える人事を発表しました。Google出身のアローラ氏のネット事業での知見を生かす模様です。

社員や関係者の皆さん、覚悟はいいですか?

これを受けてかはわかりませんが、早速先月末に社長室でちょっとしたことがあったようです。

これでこれまでわたしが述べてきた「インドパワー」がうそではないことがわかっていただいたのではないしょうか?

そこでわたしはこう思うのです。「少なくともソフトバンクや関連会社の社員や入社予定の皆さんはインド風水ヴァーストゥも含むインド文化を知る必要がある。同業他社も然り」と。

どうしてでしょう。