2009年08月16日

地球温暖化(4)

 気候は地球の誕生以来常に変動し、人類も大きな影響を受けてきました。例えば、氷河期の一時期、現在のタイ湾から南シナ海へかけての大陸棚には「スンダランド」と呼ばれる広大な陸地があり、人類が定住していたと考えられていますが、氷河期が終わり温暖化によって海面が上昇すると陸地は海に沈み、ヒトだけでなく、多くの動植物も壊滅的な被害を受けました。ただし人類はこの危機を克服し、彼らの末裔はアジア大陸全体に広がっていきました。このような気候変動に伴う移動と定住は人類の歴史で世界各地に見られます。

 有史以降も大きな気候変動を人類は経験しています。例えば3世紀以前は比較的湿潤だったものの乾燥化によって急速に衰退し現在はほとんど人が住まなくなってしまった中国新疆ウイグル自治区の都市国家「楼蘭」が存在した地域などがあります。有史レベルでこうなのですから地球史レベルでの気候変動は言わずもがなです。

 ですので現在の地球温暖化が人為的なものであるにせよ、気候がこれだけ変動しているのに現在の気候を基準とし、その維持を目的に国家間で議論することにどれだけの意味があるのでしょうか。気候変動に伴うヒトや動植物の移動は当たり前のことなのです。つまり、1990年を基準とする政策目標への疑問なのです。むしろ「気候は変動するものだ」ということを基準とし、政策を立案するほうがより現実的ではないでしょうか。



 この続きは次回にて。日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。

(参考文献)
 Wikipedia他
posted by 多聞 望美 at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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