2009年05月31日

台湾皮膚学会の調査

 すこし前の記事にあったのですが、台湾の皮膚科医学会が実施したオフィスで働く女性を対象にした調査で、窓越しに紫外線を浴び続けた皮膚は、そうでない皮膚と比べ、シワの数が2倍以上であることがわかったそうです。専門家は、「室内にいるからといって安心せず、日焼け止め効果のある乳液などを使うと良い」と述べています。

 とはいっても紫外線は人間の健康に不可欠です。ビタミンD不足になると、カルシウム蓄積が減少して骨が弱くなり、骨折の危険性が増します。最近では、ビタミンDは筋肉にも作用することによって高齢者の転倒予防にも役立つことが報告されています。また、妊婦のビタミンD不足は赤ちゃんの骨の発育に影響を与え、ビタミンD不足の妊婦から生まれた赤ちゃんの将来の骨量が低くなることが報告されています。

 ビタミンDは自分の体の中で合成することができます。体の中でビタミンDが合成される場所は皮膚であり、そして合成には紫外線の助けが必要となるのです。ビタミンDの摂取は、まず食事からが基本ですが、実際はカルシウム代謝の点では食事から摂取するビタミンDだけでは不足気味であり、日光による合成もうまく利用することが必要です。

 しかし、日焼けをするほどの「日光浴」が必要なのではなく、両手の甲くらいの面積が15 分間日光にあたる程度、または日陰で30 分間くらい過ごす程度で、食品から平均的に摂取されるビタミンDとあわせて十分なビタミンDが供給されるものと言われています。

 それ以上の紫外線は、多くの研究により、日焼け、しわ、シミ、良性・悪性の腫瘍や白内障等、人へのさまざまな悪影響を発生させることがわかってきています。残念なことに、おそらく多くの日本人は日常生活において悪影響を発生させるレベルの紫外線を浴びていると思われます。

 ひとつの解決策として、「朝」があります。これまで繰り返し述べてきましたが、朝の日光は、睡眠障害、うつ、ストレス・作業効率の改善に効果があります。さらに朝の紫外線量は一日のうちで最も少ないながらも、骨粗鬆症や筋肉の強化にも作用するビタミンDを発生させるには十分です。したがって、この時間帯を活用することで、朝の日光のメリットを受けつつも、日焼け、しわ、シミ、良性・悪性の腫瘍や白内障等の紫外線の悪影響を抑制させることが可能となります。つまり一石二鳥というわけです。

 インド風水ヴァーストゥでは、朝の日光を多く取り入れ、紫外線量が多い日中から夕方にかけての日光を抑制する基本原則があります。私は古代インド人の知恵だと信じています。


 日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。
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