2009年02月27日

インド風水ヴァーストゥと五大(1)

 インド風水ヴァーストゥの思想によると、自然は、「地(Prithvi/Bhumi)」、「火(Agni/Tejas)」、「空(Akasha)」、「水(Ap/Jala)」、「風/空気(Vayu/Pavan)」という五つの要素で構成され、これは、「五大」と呼ばれています。

 この五つの要素は自然状態ではバランスが取れているとされていますが、人工的な状態では、そのバランスが崩れ、副作用が起きるため、ヴァーストゥでバランスを元に戻すことが必要と考えられています。

 五つの要素には、それぞれ、以下のような役割があります。
 「地」 ― 地磁気と重力によって地球上の全ての生物・無生物への影響力を行使
 「火」 ― 昼夜、季節、エネルギー、熱意、情熱、活力の源である光と熱をもたらす生命の維持に必要な要素
 「水」 ― 全ての動植物に不可欠な水の提供
 「風」 ― 適度な湿度、空気の流れ、温度、気圧などによって快適な環境を与える
 「空」 ― 地、水、風、火の要素に宇宙をも含む空間の提供を行う要素

 この「五大」という思想は、古くからバラモン教/ヒンドゥー教を中心とするインド哲学にあり、古代インド思想では、火・水・地を三大、または地・水・火・風を四大とし、これらに「空」を加えて「五大」とする思想が現れ、さらに第六の要素として「識」(意識)を加えて「六大」とする思想がのちに出現しました。

 そして、この「五大」という思想は仏教にも取り入れられ、わが国にも大きな影響を与えていったのです。



 この続きは次回にて。日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。

(参考文献)
 Wikipedia他
posted by 多聞 望美 at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教とインド風水
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