2008年11月29日

紫外線とインド風水ヴァーストゥ(4)

 皆さんは「オゾン層の破壊」という言葉を聞いたことがあると思いますが、少しおさらいしてみたいと思います。

 オゾンは、地上付近から50km以上の高さにまで広く分布しており、このオゾン層が紫外線をさえぎって、地球上の生命を守っています。ところがスプレーの噴射剤、エアコンや冷蔵庫などの冷媒、断熱材の発泡、半導体の洗浄など、幅広く使われてきたフロンという物質がオゾンを破壊することがわかりました。

 こうしたフロンなどのオゾン層破壊物質の大気中への放出を抑制するため、世界的に協調して、それらの生産や輸出入を規制する対策がとられています。

 日本上空のオゾン全量は主に1980 年代に明らかな減少傾向が見られていましたが、1990 年代後半以降にはわずかな増加傾向が見られます。とはいっても2006 年のオゾン全量を1979 年と比較すると国内3 観測地点の平均で1.7%、札幌では4.3%減少しています。

 以上のように、オゾン層が破壊され、紫外線量が今後さらに増える可能性も残っている不透明な現状で、「紫外線ばく露は生活の仕方しだいで大きく変わる」と以前書きましたが、このことは非常に重要な意味を私たちの健康に持っているのではないでしょうか。ここから少し我々に最も重要な紫外線による健康影響について考えていきたいと思います。

 紫外線が増加すると、水上・陸上の生態系や農業生産への影響のほかに、人へのさまざまな悪影響があります。多くの研究により、紫外線を浴びすぎると人の健康に影響があることがわかってきました。

 急性の症状については、@日焼け(サンバーン、サンタン)、A紫外線角膜炎(雪目)、B免疫機能低下。慢性の皮膚の症状については、@シワ( 菱形皮膚)、Aシミ、日光黒子、B良性腫瘍、C前がん症(日光角化症、悪性黒子)、D皮膚がん。慢性の目の症状については、@白内障、A翼状片です。特に女性にとって気になる症状が並んでいることがわかります。先述のとおり、紫外線の影響は家の中でも決して無視できないわけですが、非常に残念なことに一般に外出時にしか日焼け止め対策をしていない人が多いのが現状です


 この続きは次回にて。日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。

(参考文献)
“紫外線環境保健マニュアル”, 環境省境保健部環境安全課, 2008年6月
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