2008年11月15日

太陽光とインド風水ヴァーストゥ(6) まとめ

 「太陽光とインド風水ヴァーストゥ」を簡単にまとめると以下のとおりです。

 光は視覚以外にも、人間の中枢神経系、自律神経系、ホルモン分泌系、運動系の広い範囲にわたる反応系に影響を与えている。

 このため光と適切につきあうことは例えば睡眠障害やうつ対策、さらにはストレスや作業効率改善に有効

 具体的にはつぎのとおり。

@ 睡眠障害・うつ
 太陽光に対する生物時計のリセット機能については、朝起床して太陽光を最初に浴びた時刻に応じて夜に眠気が出現し、自然に眠くなる時刻が決定されることがわかっている
 朝の起床時に充分な太陽光を浴びなかったり、暗い部屋で昼過ぎまで眠っていると、こうした概日リズムのリセットが適切に行われず、その日の入眠時刻が遅くなる。
 また、夕方から夜の時間帯に強い光を浴びると、昼の時間が延長することになり、休息への準備が遅れ、結果的に入眠時刻が遅れることになる。
 人間のライフスタイルの変化が生物時計の機能不全の引き金となり、生体リズム障害を引き起こす。代表的な病気がいわゆる「概日リズム睡眠障害」であり、最悪の場合、うつ病を発症する

A ストレス・作業効率
 本来狩猟採集の生活環境に馴染んだはずの私たちの身体は、全く異なる人工環境下でときにからだが悲鳴をあげていることにも気づかずに“余分な緊張”を抱えたまま生活している可能性がある。
 “余分な緊張“とは
(1) 脳の覚醒が強く、イライラするあるいは怒っており作業効率が低下している状態、
(2) 精神的もしくは身体的ストレスを感じない状態下で交感神経活動が優位になる状態、
(3) 睡眠中の直腸温(深部体温)の低下勾配が抑制され、直腸温の概日リズムの振幅が小さくなる状態、と定義できる。
 不適切なタイミングで不適切な光を浴びると、こうした“余分な緊張“が発生し、ストレスや作業効率、睡眠にまで影響を与える。基本的に「不適切なタイミングで不適切な光」というのはこの場合、夕方から夜に強い光を浴びるということ。

 インド風水ヴァーストゥでは、立地、敷地、間取り、インテリア、生活行動の全てで朝の日光を取り入れる原則がある。例えば、いわゆる北枕を否定しつつ、朝起き上がるときに顔が北か東を向いていることが好ましい、つまり最初に朝日を浴びるという原則がある。他方、南から西にかけての光をなるべく少なくする、つまり夕日を浴びないという原則もある。

 この点に関しインド風水ヴァーストゥは、こうした現代科学と合致している。インド風水ヴァーストゥは、睡眠障害やうつ対策、さらにはストレスや作業効率の改善、などの点において非常に理にかなっており、現代科学を先取りしていたといっても過言ではない。

 次回からは「紫外線とインド風水ヴァーストゥ」です。お楽しみに。日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。
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