2008年11月12日

太陽光とインド風水ヴァーストゥ(4)

 これまで日光と睡眠障害やうつ病の関係性について述べてきました。次に、日光、人工光とストレスや作業効率との関係性について考察していきます。

 現代のような文明化のきっかけをつくった農業の発明は今から約一万年前と考えられます。日本列島で稲作が始まったのはさらに遅く、早い地域でも約6000年前、北海道では江戸時代に入ってからです。人類史を500万年とするとその内99.8パーセント以上は狩猟採集時代の生活環境が占めることになります。生物は一般に長い年月をかけて環境にうまく適応できたものだけが生き残ってきました。私たち人類も種々の環境要因に適応してきたはずです。そしてその適応の対象となった環境は、まさに狩猟採集時代の環境といえます。

 一方で、残り0.2パーセントのうちに生活環境をアッという間に激変させ、文化的適応に強く依存しながらこれが当然のように生きている現代人の姿があります。人類に備わった高い知性は便利なモノを次々に生み出し、その結果私たちの身体が馴染んできた環境とは全く異なる環境を自ら造り出すことになりました。

 このように、本来狩猟採集の生活環境に馴染んだはずの私たちの身体は、全く異なる人工環境下でときにからだが悲鳴をあげていることにも気づかずに“余分な緊張”を抱えたまま生活している可能性があります。

 それでは“余分な緊張“とはどのような定義なのでしょうか?簡潔に言うと、
@脳の覚醒が強く、イライラするあるいは怒っており作業効率が低下している状態、
A精神的もしくは身体的ストレスを感じない状態下で交感神経活動が優位になる状態、
B睡眠中の直腸温(深部体温)の低下勾配が抑制され、直腸温の概日リズムの振幅が小さくなる状態、
と定義されます。

 この続きは次回にて。日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。


(参考文献)
"光資源を活用し、創造する科学技術の振興−持続可能な「光の世紀」に向けて−", 文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会, 2007年9月5日
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