2008年11月06日

太陽光とインド風水ヴァーストゥ(1)

 インド風水ヴァーストゥでは、立地、敷地、間取り、インテリア、生活行動の全てで朝の日光を取り入れる工夫がなされています。それではどうして朝の日光が必要なのでしょうか?これから数回にわけてこれを考察していきたいと思います(本稿は、文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会の報告書を参考にしています)。

 結論を先に言うと、インド風水ヴァーストゥで重視する朝の日光は人間の心身に大きな影響を与える体内時計をリセットするために非常に重要なのです。そしてそれは睡眠障害やうつ対策、さらにはストレスや作業効率改善に有効なのです。

 それではまずそもそも光とはどのようなものでしょうか
 いわゆる光、つまり可視光線は、電磁波の一種で人間が目で見える波長のものを指し、波長が380〜780nmの範囲の電磁波で構成されます。ちなみに、電磁波は波長の長い方から、電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線に分類できます。

 光の刺激は生体の機能に影響を与えます。自然光(太陽光)の強さや波長の構成は一日の時間帯や季節によって変化しますから、光の照度や分光分布が生体の機能に影響する主たる光の要素になると考えられます。その他、光曝露の時刻、曝露時間、あるいは曝露の時刻と時間を組み合わせたパターンなども重要な光刺激の要素となります。

 人工照明について考えると、自然光に比べてはるかに照度は低く、一般的な蛍光灯や白熱灯の分光分布も全く異なる構成となっています。さらに照明光への曝露開始時刻やその時間やパターンも不定期であることから、人工照明光の生体への影響には注目する必要があります。特に蛍光灯の分光分布については赤、緑、青の各波長帯で強いエネルギーをもつ三波長形になっており、赤と青のエネルギーの相対比によって青っぽい光を放つ昼光色、白っぽい昼白色、赤っぽい電球色など、種々の相関色温度をもつ光源が一般に市販されていることから、色温度の生体への影響にも注目しなければいけません。

 この続きは次回にて。日本のインド風水ヴァーストゥ研究のパイオニアとしてインド風水ヴァーストゥに関する情報をニュートラルにご紹介しています。こちらのHPもご覧ください。

(参考文献)
"光資源を活用し、創造する科学技術の振興−持続可能な「光の世紀」に向けて−", 文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会, 2007年9月5日
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